ヤフーとLINEの統合、最終合意





「ヤフー」と「LINE」のロゴ

 ソフトバンクと韓国ネイバーはそれぞれの傘下にあるヤフー親会社のZホールディングス(HD)と、LINE(ライン)の経営統合で最終合意の契約を締結したと発表した。11月に基本合意していた。ソフトバンクとネイバーが50%ずつ保有する共同出資会社の下にZHDを置き、ヤフーとLINEがZHDの完全子会社となる。LINE株の非公開化を目指して、株式公開買い付け(TOB)を来年5~6月ごろから実施。TOB価格は従来の1株5200円から5380円に引き上げた。LINEの23日の終値は5260円だった。買収総額は約3720億円の見込みでソフトバンクとネイバーが折半する。

 来年10月の統合完了を目指す。ヤフーの通販やスマートフォン決済などのサービスへの集客効果などが期待できるほか、両社が注力する人工知能(AI)技術を使ったデータビジネスなどを本格化させる。



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