東証一時2万2千円回復 法人企業統計が支え

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 週明け1日午前の東京株式市場の日経平均株価は反発した。上げ幅は一時200円を超え、取引時間中として約3カ月ぶりに節目の2万2000円台を回復した。国内での新型コロナウイルス感染再拡大への懸念がくすぶったものの、国内経済の再開期待や1~3月期の法人企業統計で全産業の設備投資が増加したことが市場心理を支えた。

 午前10時現在は前週末終値比170円94銭高の2万2048円83銭。東証株価指数(TOPIX)は1・06ポイント高の1564・73。

 財務省が1日に発表した法人企業統計は全産業の経常利益が落ち込んだが、大手証券関係者は「株式市場で注目される設備投資は底堅く推移している印象だ」と指摘した。円相場が円安ドル高に振れ、輸出関連株への追い風となった。

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