北朝鮮、河野氏を非難　「島国に脅威与えず」

　北朝鮮の朝鮮中央通信は２４日の論評で、河野太郎防衛相が２１日に護衛艦「いずも」を視察した際、北朝鮮は「差し迫った脅威だ」と発言したことに対し「敵対意識が染み付いた妄言だ」と非難した。

　論評は、北朝鮮が発射を繰り返している「超大型多連装ロケット砲」について、日本が弾道ミサイルだと指摘していることに反発。発射実験は主権国家の自衛的な権利行使だとし「海を越えた島国には何の脅威にもならない」と主張した。（共同）