スーパー売上高1・4%減 11月、増税の反動減続く


 日本チェーンストア協会が24日発表した11月の全国スーパー売上高は、既存店ベースで前年同月比1・4%減となり、2カ月連続で前年実績を下回った。消費税増税後の反動減が続いたほか、気温が高めに推移したことから冬物衣料などが売れなかった。全店ベースの売上高は9967億円だった。

 既存店ベースの商品ごとの売上高でみると、食料品は0・2%減だった。駆け込み需要があった酒類などの売り上げが回復せず、鍋物に使う白菜なども動きが鈍かった。衣料品はコートなどが売れず、7・9%減、住宅関連品は毛布や家電製品が落ち込み、3・2%減だった。

 12月も前年を下回る状況という。協会の担当者は「増税の影響もあり、消費が弱い状態が続いている。年末年始の商戦に期待したい」と話した。



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