「活動継続、主人の願い」 中村哲さん遺族、会報に寄稿

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中村哲さんの遺族が手記を寄せたペシャワール会の会報

中村哲さんの遺族が手記を寄せたペシャワール会の会報

 アフガニスタン東部で非政府組織(NGO)「ペシャワール会」現地代表として活動中に銃撃され、73歳で命を落とした中村哲(てつ)さんの遺族が、25日発行の同会会報に手記を寄せた。妻の尚子さん(66)は35年間の活動をたたえ、「現地の人々と共に活動が継続できることを願う。主人もそれを一番願っていると思う」とつづった。

 尚子さんは「いつも頭の片隅で案じていたことが現実となった」と書き出し、死亡の連絡を受けたときは「重たい石が私の胸にずしーっと落ちていく感じで、返事をするのがやっとだった」と心情を明かした。

 長女の秋子さん(39)も「これが最後かも」と思いながら毎回見送っていたという。家では「おおらかで素朴な父親」「皆の楽しそうな様子を静かにほほ笑んで見ているような人」で、現地での危険な話をしなかった。離れていても「ほったらかしにされていると感じたことはなかった。家族を大切に思う気持ちを感じていたから」と記した。

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