IT企業の業界団体の日本IT団体連盟は25日、個人情報データを預かって企業などに提供する「情報銀行」として、みずほ銀行とソフトバンクが共同出資する「ジェイスコア」(東京)を認定したと発表した。認定は3例目。
ジェイスコアは、利用者の情報提供などに基づき信用情報を点数化するサービスを手掛ける。来年春に始める情報銀行のサービスでは、利用者の同意を得た上で、企業の要望に合わせて個人データを提供する。利用者には1件で500円前後の対価を支払う方向。
日本IT団体連盟は情報流出対策の安全性などを評価し、お墨付きを与える。既に三井住友信託銀行と、イオン子会社のフェリカポケットマーケティング(東京)が認定を受けている。