サル目撃相次ぐ 4歳男児けが

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 大阪府吹田市北部から中部にかけてサルの目撃が相次いでおり、25日には4歳男児が足をひっかかれて転倒、軽傷を負った。

 市消防本部や府警吹田署によると、25日午前8時55分ごろ、同市山手町の路上で、近くの認定こども園に登園中の男児(4)がサルに足をひっかかれて転倒。病院に運ばれ、ひざと額にすり傷を負った。

 市地域環境課によると、オスの成獣とみられるサルが18日から市内で頻繁に目撃され、目撃情報は同市山田東や佐竹台、千里山東、山手町などで約50件にのぼるという。地域は市北部から中部に移っており、同じ個体が日を追うごとに南下しているとみられる。

 同課の担当者は「群れから離れた1匹が迷っているのではないか」とし、「遭遇した場合は興奮させないために、目を合わせたり、大声を出したりしないでほしい」と呼びかけている。

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