東京ガスは25日、米国で新たなガス田権益を取得したと発表した。海外事業強化を経営戦略に掲げており、北米で天然ガス関連事業を拡大していく。
同社が出資するガス開発生産事業会社であるキャッスルトン・リソーシズ(CR、テキサス州)が、同業他社からテキサス州とルイジアナ州のガス田権益を取得。これによりCRのガス生産量は日量1千万立方メートル(ガス相当量)とこれまでの約4割増となる。
同時に、CRの増資に応じ、出資比率をこれまでの30%から46%に引き上げた。権益取得と出資比率引き上げによって、東ガスの収益は年間で数億円増加するという。