仙台市青葉区吉成で25日未明、タクシー運転手、佐々木孝さん(76)方が燃え焼け跡から2遺体が見つかった火災で、火災後に行方が分からなくなっていた三男とみられる20代の男性が、青葉区内の商業施設で全身にやけどを負った状態で見つかっていたことが26日、仙台北署への取材で分かった。
見つかった遺体は佐々木さんと20代の長男の可能性が高いとみて、同署が身元確認を急ぐ。
同署によると、男性は25日午後8時すぎ、個室トイレ内にいたところを警察官に見つかり、病院に入院した。同署は、火災について何らかの事情を知っているとみて容体が回復次第、事情を聴く方針。
同署によると、火災では2人の他、長男の妻と長女(3)、次女(1)がそれぞれやけどを負い搬送されたが、命に別条はない。