業者との癒着次々 秋元容疑者、逮捕前は全て否定

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業者との癒着次々 秋元容疑者、逮捕前は全て否定


 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で、中国企業「500ドットコム」側と、内閣府のIR担当副大臣だった衆院議員の秋元司容疑者(48)=収賄容疑で逮捕=の癒着の実態が次々と明らかになってきた。副大臣内定を受けた講演料の増額に加え、同社本社への中国視察旅行の旅費を一部負担した疑いがあることも判明。だが秋元容疑者は逮捕前の取材には、こうした「利益供与」を全て否定していた。

旅費「業者持ち」

 秋元容疑者は平成29年12月、「500」社が用意したプライベートジェットで広東省深●(=土へんに川)(しんせん)の本社を訪問。秋元容疑者の政治団体から「旅費」として、同社元顧問、紺野昌彦容疑者(48)=贈賄容疑で逮捕=が関係する香港の会社に256万円が支出された。

 関係者によると、政治団体の政治資金収支報告書の記載額と、香港の会社が発行した領収書の金額が異なり、支払いの一部が確認できない状態になっているといい、一部は同社側が負担した疑いがあるという。

 こうした「業者持ち」は翌年にもあった。秋元氏は30年2月、同社がIR投資を検討していた北海道留寿都(るすつ)村に家族でのスキー旅行に招待されたが、リゾート施設を展開する札幌市内の観光会社にも宿泊費などを負担してもらう形で計約70万円相当の利益供与を受け、これが逮捕容疑の一つとなった。

 もう一つは、IR担当の内閣府副大臣だった29年9月、「500」社側から衆院議員会館の事務所で現金300万円を受け取ったこと。この日は衆院解散の当日で、紺野容疑者らは「陣中見舞い」の名目で現金入りの紙袋を秋元容疑者に手渡したという。

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