正恩氏「安全保障する攻勢的措置」へ、党中央委総会2日目

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29日、朝鮮労働党中央委員会総会の2日目の会議に出席する金正恩党委員長(朝鮮中央通信=共同)

29日、朝鮮労働党中央委員会総会の2日目の会議に出席する金正恩党委員長(朝鮮中央通信=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、朝鮮労働党中央委員会総会の2日目の会議が29日に開かれ、金正恩(キム・ジョンウン)党委員長が報告を続けたと報じた。金氏は「情勢の要求に即して国の自主権と安全を徹底的に保障するための積極的かつ攻勢的な措置」を講じることに言及し、外交や軍需工業部門、軍の任務について明らかにした。

 具体的な内容は公表されなかった。非核化などをめぐる米朝交渉が滞り、金氏が一方的に指定した交渉期限の年末となる中、新たな対米方針や、核・ミサイル戦力を含む軍事力の強化、新たな国防戦略について指示した可能性がある。

 会議は続くと伝えており、30日も開かれているもようだ。党の重大方針を討議・決定する党中央委総会だが、通常は1日で終了する。会議が2日間以上続くのは、金日成(イルソン)主席時代の1990年1月5~9日に開かれて以来。

 異例の長時間会議の内容を小出しに公開することで、トランプ米政権を含む国際社会に揺さぶりを掛ける狙いもありそうだ。具体的な方針は、金氏による来年元日の施政方針に当たる「新年の辞」で発表する可能性もある。

 金氏は「人民経済主要工業部門の深刻かつ重大な実態を至急是正するための課題」も提起し、国の自立経済をさらに強化するための対策を講じることも強調した。国際社会による経済制裁が続くことを見込んだ対応策にも触れたもようだ。

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