週明け30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに下落し、前週末比183・12ドル安の2万8462・14ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は60・63ポイント安の8945・99と続落した。
ダウ平均は前週末まで2日連続で最高値を更新していたことから、利益確定の売りが優勢になった。香港紙が中国の劉鶴副首相が来年1月4日から訪米し、米中貿易協議の「第1段階」の合意に署名する予定と伝えたが、相場への影響は限定的だった。
ダウ平均の構成銘柄では電子機器のアップルを除く29銘柄が下げた。ITのIBMや娯楽・メディアのウォルト・ディズニーの下落が目立った。(共同)