母親の遺体を自宅に放置か 54歳の男を死体遺棄容疑で逮捕

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 同居していた高齢の母親とみられる女性の遺体を約2年間、自宅に放置したとして、警視庁西新井署は死体遺棄容疑で、東京都足立区栗原、職業不詳、戸田先(はじめ)容疑者(54)を逮捕した。調べに「生前に『(親子で)ずっと暮らしたい』と言われ、少しでも一緒に長く暮らそうと思ったが、精神的に疲れた」と容疑を認めている。

 同署によると、戸田容疑者は、平成30年1月に当時78歳だった母親が死亡したと供述。同署は母親とみて遺体の身元確認を進め、詳しい経緯を調べる。

 逮捕容疑は30年ごろから令和元年12月30日までの間、自宅のマンションに遺体を放置したとしている。遺体は複数枚重ねたポリ袋の中に入れられ、目立った外傷はなかった。戸田容疑者は母親と2人暮らしで、30日に同署に自首した。

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