昨年7月の参院選で当選した124人の資産を男女別で見ると、女性(28人)の平均は1135万円で、男性(96人)の2039万円より約900万円少なかった。男女間の格差は、前々回の平成26年が3000万円超、前回29年は2000万円超あり、縮小傾向にある。女性首位は自民党出身の山東昭子参院議長だった。
山東氏は8815万円(全体で3位)で、東京都世田谷区の自宅など土地と建物を保有。金額に表れない資産として、株式3銘柄399株、絵画3点、ゴルフ会員権4口があった。
2位は北海道知事から転身した自民の高橋はるみ氏で7189万円(同5位)。野党統一候補として参院選に立候補した無所属の永江孝子氏は2191万円(同32位)で3位だった。
衆院からのくら替えを含めた新人40人の平均は1022万円で、全体の1835万円を大きく下回った。