自殺直前の叱責「不適切」 外部調査委、パワハラ否定

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記者会見する宇部・山陽小野田消防局の外部調査委員会メンバーら=6日、山口県宇部市

記者会見する宇部・山陽小野田消防局の外部調査委員会メンバーら=6日、山口県宇部市

 山口県の宇部中央消防署の松永拓也さん=当時(27)=が昨年1月に自殺した問題で、自殺は職場の不祥事に抗議を示すためだったとする報告書をまとめた宇部・山陽小野田消防局の外部調査委員会メンバーが6日、記者会見した。小沢克介委員長は自殺直前に消防車の部品損傷を巡り叱責した上司の発言を「極めて不適切」とした上で、「直ちにパワハラに該当するとまでは言いがたい」との見解を示した。

 昨年8月に作成した報告書によると、松永さんは平成26年に上司に50万円を貸し付けたり、28年ごろに別の上司からロッカー室で長時間叱責されたりした。30年末ごろには自殺直前に叱責した上司に帰任報告をした際、無視された。小沢氏は「(松永さんが)どう受け止めていたか調査するのは無理。だいぶ前の話で、直接自死の原因とは関係ないだろう」と話した。

 報告書は、松永さんは職場の不祥事が相次ぐ組織に「改善を期待し、抗議のために自死を決意した」と指摘。一方で上司らとの間に「トラブルやいざこざはあったが、いずれも一過性のものだった」としていた。

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