東京電力ホールディングスと中部電力の燃料・火力発電事業を統合したJERA(東京)は6日、事業参画する台湾の洋上風力発電プロジェクトが、昨年12月27日に商業運転を開始したと発表した。
台湾苗栗県沖合の2~6キロで、建設が進められてきた「フォルモサ1」で、22基の大型風車が設置され、発電容量は12万8千キロワット。
JERAは同プロジェクトに32・5%出資しており、社員を派遣して、大型用上風力発電の建設や運営面での経験を積み、今後、国内での事業化に生かす方針だ。さらに、台湾では同じ苗栗県沖合のフォルモサ2にも参画しており、来年末に発電容量37万6千キロワットで運転を開始する予定だ。