NY金6年9カ月ぶり高値 中東警戒、原油も


 中東情勢への警戒感から、比較的安全な資産とされる金の価格上昇が続き、約6年9カ月ぶりの高値水準となった。原油も、供給や輸送に支障が出るとの見方から買われている。

 週明け6日のニューヨーク商品取引所の金先物相場は9営業日続伸し、取引の中心となる2月渡しが前週末比16・40ドル高の1オンス=1568・80ドルで取引を終えた。終値としては2013年4月以来の高値。5日の時間外取引では一時1590・90ドルまで上昇した。

 ニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場も3営業日続伸した。6日の終値は、指標の米国産標準油種(WTI)の2月渡しが0・22ドル高の1バレル=63・27ドルと、約8カ月ぶりの高値だった。(共同)



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