B型肝炎168人追加提訴 福岡や広島など全国12地裁


 集団予防接種によるウイルス感染を巡る全国B型肝炎訴訟の原告弁護団が10日、札幌市内で記者会見し、福岡や広島など全国12地裁で同日、計168人が追加提訴したと明らかにした。集団訴訟の原告は累計3万384人となり、このうち和解したのは2万5055人。

 追加提訴した原告は患者の遺族も含め、地裁ごとに札幌37人、福岡33人、東京22人、広島20人、金沢10人、大分9人、仙台と名古屋が8人ずつ、新潟と静岡が7人ずつ、熊本6人、富山1人。

 追加提訴した原告は国と和解協議を行い、給付金を受ける。弁護団事務局長の奥泉尚洋弁護士は「引き続き被害者の掘り起こしをしていきたい」と話した。



Source link