ソニー株、時価総額10兆円 19年3カ月ぶり





ソニーのブースで表示されているロゴ=8日、ラスベガス(ロイター)

 10日午前の東京株式市場で、ソニーの株式の時価総額が一時10兆円を回復した。ソニーによると、平成12年9月29日以来、約19年3カ月ぶり。スマートフォンのカメラ用画像センサーで世界首位を誇り、自動運転車向けにも用途を拡大する方針で、市場で高い成長が期待されている。

 自動運転の際の障害物の検知に必要なカメラ用の画像センサーの需要増大が見込まれる。ソニーは米ラスベガスで6日(日本時間7日)に車載関連技術を詰め込んだ電気自動車(EV)の試作車を公開し話題を呼んだ。

 ソニーの株価は好業績を反映して、上昇傾向が続いている。令和元年9月中間連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が中間期として過去最高を更新した。



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