【令和をつくる】「スヌーピーミュージアム」館長、中山三善さん

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スヌーピーの魅力を語る中山三善さん=東京都町田市のスヌーピーミュージアム

スヌーピーの魅力を語る中山三善さん=東京都町田市のスヌーピーミュージアム

 世界的に人気があるビーグル犬のキャラクター「スヌーピー」のミュージアムが、東京都町田市に誕生した。米国の漫画家、チャールズ・M・シュルツ氏(1922~2000)が描いたスヌーピーが登場する漫画「ピーナッツ」は、産経新聞も含めて70カ国以上の新聞や雑誌で連載。今も人々に愛され続ける、その魅力とは何か。スヌーピーミュージアムの生みの親で館長の中山三善(みよし)さん(63)に聞いた。(天野健作)

 --スヌーピーやピーナッツの魅力は

 「(漫画で)書いてあることはほぼ全部、子供たちの会話。内容は実に幅広くて、(英語が分かる)外国人からも『ときどき難しい』と聞く。時には『くすっ』と笑ったり、時には『んっ?』と疑問に思ったり。言葉の壁を越えて世界中に人気があるのは、子供の世界は誰にとっても一番理解しやすく、なつかしい世界だから。子供たちの日常が大人たちにとっても心を打つ。そこに魅力がある」

 --本紙も連載していた

 「私は産経のファン。今連載している『ひなちゃんの日常』もそうだが、主人公は成長しない。ピーナッツの主人公、チャーリー・ブラウンも年を取らない。唯一変わっていくのはスヌーピーだけ。最初のころは四足歩行で、次第に二足歩行になった。不変的な子供たちの世界の中で、変わっていくスヌーピーも、もう一つの魅力だろう」

 --スヌーピーとの初めての出会いは

 「子供の頃、女の子が持っている弁当とか、Tシャツとか、リュックサックとかを見たのが初めて。男性のスヌーピーファンも実はすごく多い。皆さんと同様に愛らしいキャラクターから入っている。今の私の任務は、どういう漫画なのか、どういう歴史があるかなど、ピーナッツをより広く深くお伝えすることだ」

 《ピーナッツの作者であるシュルツ氏の故郷、米国サンタローザには、シュルツ氏の仕事やスヌーピーの魅力を発信する「シュルツ美術館」がある。東京・六本木には平成28年4月から2年半の期間限定で、世界初の「分館」があったが、そこでも館長を務めた》

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