中部空港内で自動運転バス、夏にレベル3から実用化 五輪客を迎え入れ


 一定の条件下でシステムが運転主体になる「レベル3」の自動運転バスが今夏、中部国際空港内で実用化されることが15日、分かった。国際線ラウンジと駐機場を往復し乗客を運ぶもので、空港内で一般客を運ぶ自動運転バスが実用化に入るのは初。丸紅と自動運転ベンチャー「ZMP」(東京都文京区)の合弁会社「AIRO(アイロ)」(東京都中央区)が運行。7月開幕の東京五輪・パラリンピックで来日する観光客らを先進技術で迎える。

 車両はZMPのシステムを搭載した、中国メーカーの電気自動車(EV)の11人乗り小型バス。運転席にドライバーは座るが操作は非常時のみで、システムがすべて運転する。

 センサー5台、ステレオカメラ1台、衛星利用測位システム(GPS)と高精度立体地図データで自車の状況や歩行者などを把握し自動運転。画像認識などの人口知能(AI)技術で障害物を検知し、巨大な航空機が行き来する誘導路の横断、停車中の作業車の回避なども自動で行う。

 AIROは昨年3月から中部空港で実証実験を重ね、人が操作に介入しなければならないケースをなくした。将来は公道に先立つ無人運転の「レベル4」を目指す。歩行者や他の車両の動きが予測しにくい公道と比べ、空港内は自動運転を活用しやすい。

 政府が訪日外国人旅行者年間4千万人の目標を掲げるなか、空港の人手不足は深刻化。自動運転の実験は、羽田空港でソフトバンクグループ傘下のSBドライブ(東京都港区)や全日本空輸などが、成田空港でもZMPと鴻池運輸が実施している。コンテナなどを運搬する特殊車両について豊田自動織機と全日空が佐賀空港で行うなど、範囲も広がっている。令和2年は、空港内の自動運転化が一気に進む可能性がある。



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