「フランス料理の教皇」の店、半世紀以上維持した三つ星から格下げ

[ad_1]



フランス・リヨン近郊の自身のレストラン前でポーズをとるポール・ボキューズ氏=2011年3月(AP)

フランス・リヨン近郊の自身のレストラン前でポーズをとるポール・ボキューズ氏=2011年3月(AP)

 【パリ=三井美奈】フランスのレストラン・ガイド本「ミシュラン」の今年の格付けで、半世紀以上、最高ランクの三つ星を維持してきた有名シェフ、ポール・ボキューズさんのレストランが二つ星に降格されることになった。

 仏東部リヨン郊外にある店は1965年、初めて3つ星を獲得。ボキューズさんは2018年1月、91歳で死亡し、現在は家族や弟子たちが経営を引継いでいる。ミシュランからの降格通知を受けて17日、「審査には動揺したが、ポール・ボキューズの魂は決して失いたくない」とする声明を発表した。

 ボキューズさんは「フランス料理界の教皇」と呼ばれ、重厚な伝統料理に新風を吹き込んだ「ヌーベルキュイジーヌ」(新料理)の旗手とされる。日本など外国に仏料理を広げた。

 ミシュランの格付けをめぐっては是非論も多い。昨年は、三つ星を失った有名シェフが「審査を明らかにせよ」とミシュランを提訴する騒ぎに発展。ミシュランが勝訴した。今年の仏版格付けは、今月27日に正式発表される。

[ad_2]

Source link