和歌山市、断水取りやめ 最長3日8万人影響と予告





断水に備え、スーパーでは飲料水を大量発注するなど対応に追われていた=17日、和歌山市

 和歌山市は20日、破損した水道管工事のため市内全域の約5分の1に当たる約3万5千世帯(約8万人)を対象に最長3日間実施すると16日に予告していた断水を取りやめることを決めた。飲料水を買い込む市民や営業を見合わせる飲食店などが多数出たことから、影響は広範囲にわたるとみられる。

 市は、8日に同市鳴神の国道24号の交差点地下にある農業用水路内への水道水の流入を確認。昭和37年に使用を始めた水道管が破損したとみて19日夜から掘削作業をしていた。漏水が基幹配水管からの場合に最長3日間の断水を想定していたが、枝管からの漏水と判明し、修繕を終えた。市は当初、断水しない場合、工事に最低1カ月を要するため断水を決め、漏水が起きているのがどちらの管であっても断水すると発表していた。



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