フジテレビは、４月からアニメ「デジモンアドベンチャー：」（日曜前９・０）の放送を２１日、発表した。
映画やテレビ、ゲームなどで数々の話題を作り、国内外で愛されてきた伝説のコンテンツ「デジモン」シリーズが、まったく新しいストーリーのテレビシリーズとして帰ってくる。
１９９７年に発売された携帯ゲーム「デジタルモンスター」が販売台数８００万台以上の大ヒットとなり、９９年３月から同局でテレビシリーズ１作目「デジモンアドベンチャー」がスタート。タイトルを変えながら２００７年３月まで続き、関連商品も飛ぶように売れた。
映画も細田守監督の劇場版「デジモンアドベンチャー」（１９９９年３月公開）などが話題に。海外でも欧州、北米など５８カ国で放映され、高い人気を誇ってきた。
長い沈黙を破り、新たな歴史を作り出す作品は、インターネットやその関連技術の発展で「デジタル」という言葉の印象も大きく変わり、時代背景も考慮。テレビで描かれた「デジタルワールドの冒険」と劇場版で描いた「現実社会とのリンク」によるリアルなネット社会の描写である“アクションとリアル”を両軸に据えた２０年たった今だからこそできる内容になっている。
東映アニメーションの櫻田博之プロデューサーは「携帯、ＳＮＳなど世界を席巻するネットワークを舞台にかつてない大冒険、そしてネット危機に瀕した東京を救えるのか。少年・八神太一らの新たな活躍、期待してください」、同局の江花松樹プロデューサーも「１作目放送から２１年。“デジタル”がより身近になった今、満を持して最新作を放送。電子機器の暴走やフェイクニュース、大停電など…デジモンたちによって引き起こされるさまざまなデジタルクライシスに太一とアグモンらが派手なアクションで立ち向かいます」とそれぞれ話している。（産経デジタル）
