【北京=三塚聖平】中国国家衛生健康委員会は21日、新型コロナウイルスによる肺炎の発症者を新たに77人確認したと発表した。発生の中心地となっている武漢市を含む湖北省で72人、北京市で3人、上海市で2人がそれぞれ新たに確認された。中国各地で感染拡大が続いていることが明らかになった。
これにより中国国内で確認された発症者は、計291人になった。内訳は湖北省が270人、広東省が14人、北京市が5人、上海市が2人としている。
海外での発症確認が報告されたのは日本で1人、タイで2人、韓国で1人で、これまでの情報から変化していない。