静岡知事に公開質問状 暴言問題で自民会派 予算折衝には応じる方針

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川勝平太知事の暴言問題への対応について、自民改革会議の竹内良訓代表(中)らが会見した=21日、県庁(田中万紀撮影)

川勝平太知事の暴言問題への対応について、自民改革会議の竹内良訓代表(中)らが会見した=21日、県庁(田中万紀撮影)

 県議らとの面談の場で静岡県の川勝平太知事が「やくざの集団」「ごろつき」などと暴言を吐いた問題で、県議会最大会派の自民改革会議は21日、川勝知事あてに一連の発言についての4項目の公開質問状を提出した。発言した翌日に「発言していない」と虚偽の説明をしたのはなぜか▽発言は誰を指すのか▽撤回しないのはなぜか-などとただしている。回答期限は30日で、同会派は回答内容を確認してから次の対応を検討するという。

 公開質問状への対応について川勝知事は「文書でお返しする」と述べ、期限内に回答する考えを明らかにした。

 一連の発言は、県がJR東静岡駅南口に計画、推進する「文化力の拠点」構想に反対する県議らに触れた中で行われた。こういった経緯もあって、同会派は、新年度予算案の折衝に応じない構えを見せていた。しかし会派内でも一連の発言と予算折衝は切り離すべきとの意見が大勢を占めたことから、公開質問状で発言の意図をただす一方で予算折衝には応じることにした。期限までに回答がなかったり内容が不十分だった場合でも、審議拒否はしないという。

 川勝知事は昨年12月19日、各会派からの予算要望の際に「ごろつきがいる」などと発言。その後の釈明会見で謝罪したものの、発言を撤回しなかったため、自民改革会議は予算折衝拒否をちらつかせて川勝知事に謝罪を迫っていた。

 その後、川勝知事は14日の定例会見で、県議会と自民会派に謝罪を申し入れたと説明。ところがこの日の会見で同会派の竹内良訓代表は「正式に知事部局から謝罪をしたいという日程調整は来ていない」と述べており、両者の認識の食い違いも明らかになっている。

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