妻に暴行してけがをさせたとして、傷害の疑いで書類送検されたプロ野球阪神タイガースの守屋功輝投手(26)が23日、兵庫県西宮市の球団事務所で記者会見し「夫婦げんかが日常茶飯事で、妻の方から暴れだして、止めるために手首を持ったことはある。暴力というのはおかしい」と暴行を否定した。
守屋投手は逆に妻から手を上げられたり、モラルハラスメントを受けたりして悩まされていたと反論。妻にグラブやかばんを壊されたこともあったという。協議離婚に向けて話し合っていた中、妻が被害届を提出したことを知ったと説明した。
岡山県出身の守屋投手は地元の倉敷工高からホンダ鈴鹿を経て、平成27年にドラフト4位で阪神に入団。昨季は5年目でプロ初勝利を挙げるなど、自身最多57試合に登板して2勝2敗、防御率3・00だった。