特急にはねられ作業員死亡 トイレで線路横断か、佐賀


 25日午前9時45分ごろ、佐賀県大町町大町のJR佐世保線の線路上で、近くの側溝工事をしていた同県小城市芦刈町永田の建設作業員、末富敬一さん(59)が、佐世保発博多行き特急みどり8号にはねられ、現場で死亡が確認された。乗客と乗員計約150人にけがはなかった。

 県警白石署によると、トイレから戻る際、線路を横断しようとしてはねられた可能性が高いという。現場に柵はなく、立ち入りが可能だった。

 JR九州によると、事故で上下線計18本に運休や遅延があり、約2900人に影響が出た。



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