東証急落 一時500円超安 新型肺炎拡大で厳戒

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日経平均の終値などを示す株価ボード=27日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)

日経平均の終値などを示す株価ボード=27日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)
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 新型コロナウイルスによる肺炎の発症者拡大に伴い、27日の東京株式市場はほぼ全面安の展開となった。日経平均株価は一時、前週末終値比での下げ幅が500円を超えた。タイやインドの株価も下落。新型肺炎の実体経済への影響懸念が金融市場にも“蔓延(まんえん)”し始めた。

 日経平均の終値は483円67銭安の2万3343円51銭。終値の下げ幅は今年最大となった。中国政府が海外旅行を含む全ての団体旅行を停止する措置を取ったことで、空運や化粧品など訪日需要の影響を強く受ける銘柄を中心に下げた。

 また東京外国為替市場では、「低リスク」とされる日本円を買う動きが強まった。対ドル円相場は一時1ドル=108円台後半に突入し、前週末よりも円高が進む場面があった。

 一方、市場では「重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)の際は相場の下げは短期的だった」との冷静な見方もある。

 ただ、中国の国内総生産(GDP)はSARSが流行した2003年当時から、19年は約4倍に拡大。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストは「中国経済は当時とは比較にならないほどのインパクトを世界に及ぼす」と警戒を呼びかけている。

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