感染者数急増で世界が警戒、対応に追われる各国

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マスクをして勉強するフィリピンの中国人学校の生徒=28日、ケソン州(ロイター)

マスクをして勉強するフィリピンの中国人学校の生徒=28日、ケソン州(ロイター)

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染者は28日夜、中国本土だけで同日未明より1600人以上多い4500人超となり急増した。世界各地にも拡大し、各国・地域からの報道などによれば、中国本土以外の感染者は70人を超えた。各国は、中国からの入国者や中国への渡航者の対応に追われている。

 世界保健機関(WHO)は28日の記者会見で、中国からの帰国者の経過観察や、場合によっては一定期間の隔離といった予防措置を講じるよう求めた。

 米国は27日、中国への渡航を「再検討」するよう求める警戒レベルに引き上げたと発表した。4段階中2番目に高いレベルで、湖北省への渡航は最高レベルの「渡航禁止」とした。

 フィリピンは28日までに、観光地ボラカイ島などに武漢市から来ていた観光客634人を送還した。政府が航空機を用意し、4つのグループに分けて送還した。シンガポールは28日、湖北省を2週間以内に訪れた渡航者と同省で発行されたパスポートを持つ中国人の立ち入りを29日昼から禁止すると発表した。

 英国は27日、2週間以内に武漢市から英国に渡航した人に、外出を自粛し医師以外との接触を避けるよう要請した。(ワシントン支局、シンガポール 森浩)

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