トランプ氏弾劾 ボルトン氏尋問へ与野党攻防激化 

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米ホワイトハウスで発言するボルトン大統領補佐官(当時)とトランプ大統領=2019年2月(ロイター)

米ホワイトハウスで発言するボルトン大統領補佐官(当時)とトランプ大統領=2019年2月(ロイター)

 【ワシントン=住井亨介】米上院で開かれているトランプ大統領の弾劾裁判で、ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の証人尋問をめぐり、与野党の激しい攻防が続いている。野党・民主党の証人尋問要求に与党・共和党内でも揺れ動く議員が出始め、同党指導部は危機感を強めている。

 ボルトン氏は、トランプ氏が対ウクライナ軍事支援再開の条件として、11月の米大統領選の民主党有力候補、バイデン前副大統領をめぐる問題の調査をウクライナ政府に要求したことを近著で暴露すると報道された。

 米メディアによると、共和党のマコネル上院院内総務は28日の党内会合で、複数の同党議員が証人尋問に同調する動きを見せている状況を踏まえ、証人尋問を阻止するのに十分な票数が確保できていないとの現状認識を示した。

 証人尋問など弾劾裁判の規則は過半数の議決で決まるため、上院(定数100)の共和党(53議席)から4人が造反して賛成すれば証人尋問が実現する。共和党は証人尋問を回避して裁判の早期終結を目指してきたが、民主党が要求する証人尋問が実現すれば長期化の可能性も出てくる。

 民主党のシューマー上院院内総務は28日の記者会見で「われわれは真実だけを求めている」と証人尋問を改めて要求した。

 弾劾裁判でのトランプ氏の弁護団による意見陳述は28日で終了。29、30両日に陪審員役の上院議員による質疑を行った後、証人尋問を認めるか採決で決める見込み。

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