自民党の二階俊博幹事長は29日、新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・武漢市を含む湖北省からチャーター機で同日帰国した邦人のうち、経過観察のため宿泊施設での滞在を希望する人を受け入れる「勝浦ホテル三日月」(千葉県勝浦市)に対し「観光業界や旅行業界が持てる力を存分に発揮し、ご協力いただくことは大変ありがたい。敬意を表したい」と述べた。党本部で記者団に語った
二階氏によると、受け入れは同ホテルが申し出た。二階氏はホテルに滞在する人に対し「しばらく眼下の太平洋の絶景を見渡して英気を養い、また明日に備えていただきたい」と述べた。
同ホテルでは、政府から派遣した職員の指導の下、医療関係者が健康管理を行い、千葉県も支援するという。