参院選で政治家発言を検証 ファクトチェック団体


討論する(左から)日本維新の会の松井一郎代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、公明党の山口那津男代表、自民党総裁の安倍晋三首相、立憲民主党の枝野幸男代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の吉川元幹事長=3日午後、東京都千代田区の日本記者クラブ(古厩正樹撮影)

 「ファクトチェック(事実確認)」の推進団体「ファクトチェック・イニシアティブ」(FIJ、東京)は3日、今回の参院選に絡み、政治家や候補者の発言の他、会員制交流サイト(SNS)上の情報が事実かどうかを検証するプロジェクトに取り組むと発表した。

 FIJは、ツイッターなどから真偽不明の情報を見つける作業に取り組み、実際のファクトチェックは、琉球新報、バズフィード・ジャパン、中京テレビ放送など連携する5メディアが実施する予定という。

 FIJ理事長の瀬川至朗・早大大学院教授は「真偽不明の情報が選挙に悪影響を与える恐れがある。事実と異なる点があるかどうかを検証して知らせることで、適切な投票行動につなげたい」と狙いを語った。



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