天王寺動物園 来年4月に独立行政法人へ

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大阪市の天王寺動物園=29日午前

大阪市の天王寺動物園=29日午前

 大阪市は29日の幹部会議で、天王寺動物園(同市天王寺区)の経営形態について、現在の直営方式から地方独立行政法人に変更する方針を固めた。独法化することで運営予算の自由度を高められるほか、専門的な人材育成に効果があると見込んでいる。市は関連議案を2月議会に提出し、来年4月の独法化を目指す。議決されれば、動物園では全国初の試みとなる。

 市によると、現行の直営方式では年間150万人を超える入園料収入を、そのまま動物園の財源にはできない。また飼育員以外の事務・技術系職員は市全体の人事異動の対象となり、動物園運営の専門的な知見を蓄積できないといった課題が指摘され、市の有識者懇談会は独法化が望ましいとの意見をまとめていた。

 この日の幹部会議では、法人化することのメリットを改めて確認。名称は変更せず、運営費の一部を市税から交付する措置は独法化後も当面続けるとしている。入園料(大人500円、市内の小中学生は無料)についても現状維持を求めていくという。

 松井一郎市長は記者団に「動物園の魅力向上のためには、それを担う人材確保とスピード感をもって物事を進めることが必要。それには独法化が一番ふさわしい」と話した。

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