静岡・臨済寺で防火訓練 首里城火災を教訓に

[ad_1]



修行僧による、放水銃を使った初期消火訓練=30日、静岡市葵区大岩町の臨済寺(田中万紀撮影)

修行僧による、放水銃を使った初期消火訓練=30日、静岡市葵区大岩町の臨済寺(田中万紀撮影)

 1月26日の文化財防火デーに合わせて、静岡市消防局は30日、本堂が国の重要文化財に指定されている臨済寺(静岡市葵区)で消防訓練を行った。

 昨年はパリのノートルダム大聖堂や沖縄県の首里城が焼失し、貴重な文化財が失われた。これらの火災を教訓に、この日は修行僧と消防署員らが連携して火災の際の通報から重要品の搬出、消火までの一連の手順を確認した。

 訓練では、本堂近くの調理場から出火したと想定。修行僧らは絵画や書籍といった文化財を運び出した後、境内に設置されている放水銃を取り出して使用方法を確認しながら初期消火を行った。

 消防車の到着後には、消防署員らが参道の階段を駆け上がって境内一面に水幕ホースを設置。合図とともに一斉放水を行って、重要文化財である本堂への延焼を防ぐ訓練を行った。

 千代田消防署の漆畑嘉隆署長は「重要な文化財は一度消失すると取り返せない。防火意識をしっかりと持って貴重な文化財を守ってほしい」と激励した。

[ad_2]

Source link