サントリー、「山崎55年」300万円で100本限定抽選販売へ 前回・東京五輪開催年より古い原酒を活用

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サントリースピリッツが100本限定で抽せん発売する「山崎55年」=30日、東京都中央区(日野稚子撮影)

サントリースピリッツが100本限定で抽せん発売する「山崎55年」=30日、東京都中央区(日野稚子撮影)
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 サントリースピリッツは30日、シングルモルトウイスキー「山崎55年」を100本限定で抽選販売すると発表した。前回の東京五輪開催年の昭和39年以前に仕込んだ、酒齢55年超のモルト原酒のみを使って造り上げた。700ミリリットル瓶で税別価格300万円と超高額だが、同社にとって最高酒齢の商品で、ブランドの情報発信のために製造したという。

 同社執行役員の鳥井憲護ウイスキー事業部長は、発表会見の同日(1月30日)が創業者・鳥井信治郎氏の誕生日であることに触れ、「100本しか届けられない心苦しさもあるが、山崎は思い入れ深いブランドであり、私どもが考えるふさわしい価格をつけた」と自信を見せる。山崎ブランドの過去最高酒齢の商品は2005年(平成17年)に発売した「山崎50年」で当時の税別価格は100万円。

 「山崎55年」はアルコール度数46%で、日本最古のウイスキー蒸留所・山崎蒸溜所の原酒の中から、希少価値の高い長期熟成モルト原酒を厳選。開発には2年かかり、昭和39年に蒸留したホワイトオーク樽原酒や35(1960)年蒸留のミズナラ樽原酒など、熟成のピークを迎えた複数の原酒を調合したという。

 ボトルはクリスタル製で「山崎」の筆文字を彫り込んだ。ボトルの口部は手すき越前和紙で包み、駿河漆を施した国産ミズナラ材の特製木箱に収めている。

 チーフブレンダーの福與伸二さんは、「55年たつと、個性が際立ってくる。豊かな香りの表現や、長い熟成では樽の成分が出すぎて渋すぎたりするのを、どうおいしく飲んでもらえるかを追求してきた」と話した。

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