中村喜四郎氏長男・勇太県議が突き進む「独自路線」 父の側近と距離感、立民に接近…

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 無所属の中村喜四郎元建設相(70)の長男で茨城県議の勇太(はやと)氏(33)が、独自の立ち位置を定めつつある。県議会の喜四郎氏系会派とは距離を置く一方、立憲民主党の県議とは気脈を通じる間柄だ。旧民進党系への接近を際立たせる姿は、次期衆院選に向けて野党幹部の橋渡し役として汗を流す喜四郎氏とも重なって映る。その底流には何があるのか。

■尾を引く確執

 「県議会の雰囲気や慣例への忖度(そんたく)が一切ない。自民党であろうと共産党であろうと関係なく付き合い、議案の内容で賛否の態度を決める」

 ある茨城県議は勇太氏の姿勢をこう評する。

 勇太氏は平成30年12月の県議選で、喜四郎氏の地盤でもある古河市選挙区から初当選した。

 出馬をめぐっては一悶着(もんちゃく)があった。同選挙区が、喜四郎氏を長年支えてきたベテラン現職の選挙区だったからだ。勇太氏にとっては、喜四郎氏の支持層からも「仲間の背中を刺すような行為だ」と批判を浴びる逆風の選挙になったが、この現職を抑えて激戦を勝ち抜いた。

 ただ、確執は尾を引き、勇太氏はその後も県議会の喜四郎氏会派とは距離を置いている。会派入りの打診も受けたが、固辞し続けているという。

■無所属にこだわり

 一方で勇太氏が親しく付き合っているのは、初当選同期で立憲民主党県連副代表を務める玉造順一県議だ。玉造氏は立憲民主党初の都道府県議当選者として注目を集めた人物で、地方での党の躍進を象徴する議員でもある。

 勇太氏と玉造氏は、会派に所属しない議員らに割り当てられた同じ控室に机を並べ、会食なども重ねている。県内の野党の事情に精通する元衆院議員は「2人は馬が合う間柄。奔放な生き方をしてきた勇太氏は、立憲民主党のリベラルな政策に親近感を覚えている部分もあるようだ」と推測する。

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