米航空3社、中国本土便を休止へ

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米大手のデルタ航空機=ワシントン近郊のレーガン空港(ロイター)

米大手のデルタ航空機=ワシントン近郊のレーガン空港(ロイター)

 【ワシントン=塩原永久】米航空大手3社は1月31日、米国と中国本土を結ぶ全便の運航を一時停止すると発表した。新型コロナウイルスの肺炎拡大で、米政府が「渡航中止」勧告を出したことに伴う措置。これまでの一部路線などの部分停止から、中国本土便の全面運休に踏み切る。

 アメリカン航空は同日から3月27日まで米国と中国本土を結ぶ便を停止。デルタ航空も全便を2月6日から4月30日まで停止する。

 ユナイテッド航空は2月6日から3月28日まで米国のハブ空港と北京、成都、上海を結ぶ便を停止する。ただし、サンフランシスコと香港間は毎日1便の運航を続ける。

 デルタとユナイテッドは一部の便を2月5日まで運航することで、中国からの出国希望者に対応するとしている。各社とも運航停止期間を、状況に応じて延長する可能性がある。

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