乗用車を運転中、バイクの大学生をはねて死亡させたにもかかわらず逃げたとして、大阪府警河内署は4日、自動車運転処罰法違反(過失致死)や道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、大阪府東大阪市島之内の自称会社役員、三島博文容疑者(52)を逮捕した。「バーンという音がしたが、事故と思っていなかった」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は3日午後5時半ごろ、東大阪市吉田の府道交差点で乗用車を運転中、バイクの大学1年、溝河成駿(なるとしさん(19)=同府摂津市庄屋=をはねて死亡させたにもかかわらず、そのまま逃げたとしている。
同署によると、現場は丁字路交差点で、右折しようとした乗用車が直進してきたバイクをはねた。三島容疑者は、事故発生から約30分後に現場へ戻ってきたといい、同署が詳しい経緯を調べている。