ベトナム人就労助長疑い 埼玉と茨城の派遣会社を書類送検


 埼玉県久喜市のアパートで昨年、ベトナム人男性2人が殺傷された事件に絡み、県警は5日までに、殺人などの容疑で逮捕、起訴されたベトナム人の男(25)らを市内の事業所で不法就労させたとして、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、同県本庄市と茨城県土浦市の人材派遣会社と両社の社長を書類送検した。

 書類送検容疑は平成30年10月~令和元年6月、不法残留や資格外活動のベトナム人計11人を久喜市の自動車部品メーカーに派遣したとしている。

 殺傷事件は昨年6月29日、住人のベトナム人男性=当時(25)=が男に刃物で刺されて死亡し、もう1人の20代男性も重傷を負った。



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