埼玉県ラグビーフットボール協会(熊谷市)の現金計21万円を着服したとして、県警は5日、業務上横領容疑で元職員の同県行田市、無職、寺内めぐみ容疑者(52)を再逮捕した。
再逮捕容疑は協会事務局員として勤務していた平成29年8月から30年4月にかけて、熊谷市と行田市の現金自動預払機(ATM)で、協会名義の預金口座から引き出した現金を横領したとしている。
寺内容疑者は協会の現金約40万円を着服したとして、1月に逮捕されていた。協会では、ラグビーの普及活動に充てるため県から支給された補助金のうち900万円以上の使途が分からなくなり、県警が捜査を続けている。