菅氏、4月以降に皇位継承策検討 旧宮家男子に復帰の意向確認せず

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会見に臨む菅義偉官房長官=7日、首相官邸(春名中撮影)

会見に臨む菅義偉官房長官=7日、首相官邸(春名中撮影)

 菅義偉官房長官は10日の衆院予算委員会で、安定的な皇位継承策の検討について、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣となられたことを内外に示す4月19日の「立皇嗣の礼」以降に実施する方針を示した。菅氏が時期を明言するのは初めて。また、旧宮家男子の皇族復帰案に関し、対象者に意向を確認したことはないとも明かした。

 旧宮家男子に皇族復帰の意向を確認するかどうかについては「今までやっていないし、そこは考えていない」と述べた。

 菅氏は立皇嗣の礼について「天皇陛下のご退位、ご即位の一連の行事の最後の行事だ」とした上で「この行事を終えた後に具体的にさまざまなことを詰めていきたい」と説明した。同時に、有識者への意見聴取に既に着手したことも認めた。立憲民主党の山尾志桜里氏の質問に答えた。 

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