豪州、森林火災の制圧宣言 最悪被害州の消防当局

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オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州で起きた森林火災=3日(ゲッティ=共同)

オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州で起きた森林火災=3日(ゲッティ=共同)

 オーストラリアの森林火災で、最も被害の大きい東部ニューサウスウェールズ州の消防当局は14日までに「全ての火災を封じ込めた」として事実上の制圧宣言をした。地域によっては1990年以来となる降水量を記録する大雨が降り、鎮火に役立ったという。

 南半球のオーストラリアでは毎年、夏を迎える12月ごろから森林火災が多く発生するが、今季は記録的な高温と乾燥を原因に昨年9月ごろから本格化。同州は「火災が激化する恐れがある」として、11月以降、3回の非常事態を宣言していた。消防当局は13日夜、幹部が「(火災封じ込めは)素晴らしいニュースだ」と述べる動画をツイッターに投稿。「ここに至るには消防士や救急隊、地域社会の多大な努力が必要だった」と振り返った。

 今季の森林火災では、同州だけで四国と九州本島を合計した面積に相当する約540万ヘクタールが焼失し、約25人が死亡。オーストラリア全土では、コアラやカンガルーを含む10億匹以上の野生動物も犠牲になったとみられている。(共同)

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