「新聞は体験型エンタメだ」 EXILE小林直己さんの新聞活用術 

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10代後半に新聞配達をしていた小林直己さん。「新聞の良いところは情報が簡潔にまとまっていること」と話す=1月29日、東京都目黒区(寺河内美奈撮影)

10代後半に新聞配達をしていた小林直己さん。「新聞の良いところは情報が簡潔にまとまっていること」と話す=1月29日、東京都目黒区(寺河内美奈撮影)

 人気グループ、EXILE(エグザイル)などのパフォーマーとして活躍する小林直己さん(35)は家族が新聞配達をしていた環境で育ち、自らも10代後半に同じアルバイトをしていました。幼いころから新聞に親しみ、「新聞は体験型エンターテインメント」と話します。

配達のアルバイト

 母が新聞配達をしており、兄も姉も配っていたので、幼いころから何となく新聞の話を聞くようになっていました。はじめは4コマ漫画を読んでいたと思います。将棋が好きで、羽生善治さんが大スターになり始めたころは、羽生さんの対局を新聞で日々追っていました。今でも覚えているのは、ある日、羽生さんの対局の記事の中で前日の対局と翌日の対局で駒の位置が違っているのに気づいたことです。新聞社に電話したところ、「ご指摘ありがとうございました」と連絡がありました。確か、小学校低学年のころのことだと思いますが、母にその話をするとほめられ、それ以外の記事も読むようになりました。

 私自身も15歳から18歳まで地元の新聞販売店でアルバイトをしていました。「お金がほしい」というのが理由ですが、体を動かすのが好きだったので、建物の階段を駆け上がり、街が起きだす前の冷たく透き通った空気の中で、自分の将来などいろんなことを考えていました。配達先のマンション屋上から見た朝焼けの美しさは今でも忘れられません。

 高校の倫理で「愛とは何か」の授業がとてもおもしろく、もっと勉強したいと思い、法政大学文学部哲学科に進みました。ただ、今考えると、大人になるためのモラトリアム(猶予期間)がほしかったのだと思います。愛についても学校で学ぶものではなく、人生で一つ一つ傷つき、それを乗りこえるものだ、と。以前から「ダンサーとして食べていけたらいいな」と思っていたので、親に相談すると「親は先に死ぬから、自分で食べていく方法を見つけなさい」と言われ、3年時に大学を退学しました。「人生で思いっきりギャンブルをしよう」。そう覚悟を決め、この世界に入りました。

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