栗原心愛さん父、21日に初公判 争点は死亡経緯

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 栗原勇一郎被告(フェイスブックから)

 栗原勇一郎被告(フェイスブックから)

 千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=が昨年1月に自宅浴室で死亡した虐待事件で、傷害致死罪などに問われている父親の勇一郎被告(42)の裁判員裁判初公判が21日、千葉地裁で開かれる。地裁によると、判決期日は3月19日の予定。裁判では心愛さんが死亡した経緯や暴行の状況が争点になる。

 19日は勇一郎被告も出席して公判前整理手続きが同地裁で開かれ、裁判官や検察官、弁護人が初公判に向け、裁判の争点や証拠の確認をした。

 公判は3月9日の結審までに10回開かれ、証人尋問には11人が出廷。被告人質問は4~6日の3日間で行う。判決は19日午前11時から言い渡される予定。

 起訴状によると、勇一郎被告は長女の心愛さんを日常的に虐待し、昨年1月22~24日、心愛さんに十分な食事を与えなかったり、冷水を浴びせたりして、死亡させたなどとしている。

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