中国指導部拠点「中南海」そばの病院で集団感染

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北京市内の病院で、患者の対応に当たる医療従事者(左の画面)と映像を通じてやりとりする中国の習近平国家主席(手前)=10日(新華社=共同)

北京市内の病院で、患者の対応に当たる医療従事者(左の画面)と映像を通じてやりとりする中国の習近平国家主席(手前)=10日(新華社=共同)

 【北京=西見由章】中国・北京の病院で、患者や医療関係者ら計36人が新型コロナウイルスに集団感染していたことが明らかになった。市当局が21日までに発表した。現場は習近平国家主席ら共産党の最高指導部が居住・執務する中南海に近く、当局側は警戒感を高めている。

 発表によると、集団感染が起きたのは中南海から西に約4キロ、同じ西城区に位置する首都医科大付属復興病院。19日夕までに関係者36人がウイルス検査で陽性と判明した。内訳は医師ら医療従事者8人、介護・清掃職員9人、患者とその家族が19人という。

 院内感染は5日ごろに発覚し、特に感染者が多い南棟は同日から2週間にわたって封鎖された。李東霞院長は記者会見で「周辺居住区への感染拡大はない」との見解を述べる一方、自責の念も示した。

 北京市当局は21日、新型肺炎の感染者が累計396人、うち死者が4人に上ったと発表した。中国政府は17日、各地の感染状況に応じて経済・社会の活動を回復させる方針を示した文書で、北京については「引き続きしっかり防疫に取り組み、首都の安全を確保せよ」と強調している。

 中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)常務委員会は24日、北京で3月5日開幕予定だった全人代の延期を正式決定する見通し。

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