米国とタリバン、アフガン和平に29日合意

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 【シンガポール=森浩】アフガニスタン和平をめぐり、ポンペオ米国務長官は21日、声明を発表し、米国とイスラム原理主義勢力タリバンの和平合意に29日、署名する準備をしていることを明らかにした。タリバン側も同趣旨の声明を発表した。2001年以来、アフガンで続く「米史上最長」の戦争は終結に向けた正念場を迎えた。

 和平の実現は、アフガン現地時間22日午前0時(日本時間同午前4時半)から始まる7日間の「暴力の削減」の完全な実施が前提となる。ポンペオ氏は声明で、タリバンと「アフガンでの戦争を終結させ、この地域での米国の存在感を減らすための協議を行っている」と述べた。署名後、アフガン政府とタリバンの直接交渉が始まるという。

 タリバンは21日の発表で、署名が行われる場所に言及していないが「多数の国や組織の代表者を署名式に招待する」と言及した。

 アフガン政府によると、暴力削減は米軍・政府軍とタリバンの間で実施される。削減の詳細は公表されていないが、タリバンは米軍施設などへの攻撃を停止する。タリバン内部には暴力削減に強く抵抗する勢力もあり、国土全体で確実に履行できるかが焦点だ。

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