イスラエル保健省は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本と韓国からイスラエルを訪れる外国人の入国を認めないと発表した。イスラエルのメディアが伝えた。同国を今月訪れた韓国人旅行者グループのうち9人が、帰国後に感染確認されたことが原因とみられる。このグループと接触した人を隔離する動きが出るなど懸念が広がっている。
22日夜には韓国からの直行便がイスラエルの空港に到着したが、乗客のうちイスラエル人12人を除く約200人の外国人は入国を拒否された。
イスラエルでは新型コロナウイルスの感染が広がったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を下船し、21日未明に帰国したイスラエル人乗客1人の感染が確認されたばかり。
イスラエルでは既に中国、タイ、香港、シンガポール、マカオから訪れる外国人の入国を禁止する措置が取られている。(共同)