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【ラスベガス(米ネバダ州)=平田雄介、黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いの第3戦となる西部ネバダ州党員集会が22日実施され、急進左派のサンダース上院議員(78)が勝利を確実にした。米主要メディアが伝えた。サンダース氏は第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選に続き2連勝となり、先頭走者としての立場を一層強固にした。
サンダース氏は勝利報道を受け、ツイッターに「この草の根の運動はもはや止められない。民主党の指名を勝ち取り、トランプ大統領を倒し、この国を変えよう!」と書き込んだ。
同氏はまた、南部テキサス州サンアントニオで勝利集会を開き、「欲望と腐敗、嘘に基づく政府でなく、思いやりと愛、真実に基づく政府をつくることに絶対の自信を抱いている」と述べ、トランプ氏の再選阻止を訴えた。
一方、当初は本命視されながら指名争い緒戦で振るわなかったバイデン前副大統領(77)は開票率50%段階で2位につけ、今後の「復活」への望みをつないだ。
バイデン氏は22日、ラスベガス市内での集会で「私は(戦いに)戻ってきた。私は勝つ」と強調。29日の南部サウスカロライナ州予備選での勝利を誓うとともに、「私は社会主義者ではない。民主党員であり、それが誇りだ」と語り、「民主社会主義者」を自称するサンダース氏への対抗心を強く打ち出した。
ニューハンプシャー州予備選でサンダース氏に肉薄したブティジェッジ前サウスベンド市長(38)は3位。ヒスパニック(中南米系)や黒人が多いネバダ州で健闘したことで、人種的少数派への支持拡大に展望を開いた。
左派のウォーレン上院議員(70)は4位、ニューハンプシャー州予備選で躍進し注目されたクロブシャー上院議員(59)は5位となっている(いずれも開票率50%段階)。
初戦アイオワ州で問題となった集計の混乱は特になかった。
共和党は、トランプ大統領が本選候補に指名されるのは確実として党員集会の実施を見送った。
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