経産省、マスクなどオークション出品自粛を要請


 肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄が続く中、経済産業省は28日、インターネットオークションの事業者に対し、3月14日から当分の間、マスクや消毒液のネットオークションへの出品を自粛するよう要請したと発表した。転売目的での買い占めを防ぐのが狙い。

 経産省などはすでに高値での売買の自粛を求めているが、取り組みを強める。

 3月13日まで猶予期間を設けることで、転売目的で買い占めて多く保有している事業者などに放出する機会を与える狙いもある。

 また経産省は、ネットオークションではない通常のネット通販などで、マスクや消毒液を多くの消費者が入手しやすくするために、できるだけ小分けで販売するよう要請。また、新型肺炎の問題発生前の価格を表示することなどを求める。

 経産省によると、マスクについて国内メーカーは24時間体制で通常の3倍の増産を続けている。



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